令和 2年12月24日 改訂
「生物試料分析」 投稿規程(執筆に関しての留意点)
投稿先:
E-mail添付で送付(1送信につき5
MB以下)
jabs-jnl@umin.ac.jp
1.
本誌は生物試料分析に関して、医療や生命科学の発展に寄与する研究論文を掲載する。本誌に掲載される論文はすべての言語において未発表なものとする。臨床研究に関する論文はヘルシンキ宣言に沿ったものであることを明記する。動物実験については、実施施設の倫理指針に沿った研究であることを明記する。
2.
COI の開示
COIの有無に関し開示が必要となるため、投稿の際、掲載論文の末尾に記載し公表する。なお、著者が開示する義務のあるCOI 状態は、本会「利益相反 (COI) の開示に関する細則」第5条(PDF)の各号に規定する投稿内容に関連する企業や団体に関わるものとする。
記載方法は以下のとおりとする。
・利益相反開示事項がない場合:「本論文内容に関連する著者(ら)の利益相反:なし」
・利益相反開示事項がある場合:「利益相反は以下のとおり:該当著者名(該当項目:企業名)」
3.
論文の著者は原則として生物試料分析科学会の会員に限る。ただし、本会が依頼した総説論文、特集号(依頼論文)等はこの限りではない。連絡者(Corresponding Author)の自筆署名による同意書を添付する。なお、同意書の用紙は学会ホームページから入手できる。同意書の送付は、採択(査読終了)後、印刷原稿の提出時でもよい。
同意書ダウンロード for Windows for Mac PDF
4.
「生物試料分析」に掲載された記事の著作権は生物試料分析科学会に帰属し、記事のすべてまたは一部を転載する場合は本会の許可を必要とする。
5.
論文の種類は原著(短報を含む)、総説、技術、資料とする。投稿に当たってはこの区分を明記する。ただし、総説の一般投稿は受け付けない。新知見を含んだ検査機器・試薬の検討論文は原著とする(論文表題に新知見の内容を含める)。
論文は編集委員会の審査により採否を決定する。著者にその審査結果を通知する。投稿時に希望する査読者を査読者一覧から2名以上指名する。指名査読者を参考に、編集委員長が査読者を判断する。
6. 論文を受け取った日を受付日(Received)とし、審査の結果、掲載が可とされた日を採択日(Accepted)とする。論文の掲載は原則として採択日順とする。特別の理由なく、審査後2ケ月以上を要して返送されたとき、返送された原稿の日をもって新たな受付日とする
7.
原稿は邦文とする。本文の構成は表紙、サマリー(英文150語以内)、キーワード(英文5単語以内)、緒言、方法と材料、結果、考察、(結語、謝辞)、文献、表・図の説明とする。頁番号を用紙の下中央に、表紙を頁番号1からつける。
8.
論文の体裁
(1) 表紙頁には論文の種類、表題、著者ならびに共著者名、所属機関名、所在地を記載する。英文を併記する。表題の見出しはイニシャルのみ1文字目のみ大文字を使用する。連絡先の住所、電話、Fax、または、E-mailアドレスを記載する。
(2) 度量衡の単位は原則としてSI単位に従うこととする。
下記の
[SI単位使用の注意点] を参考にし、数字と単位の間は半画を空ける。
〔SI
単位使用の注意点〕
1)接頭語を二重に用いない。μμg(γγ)はpgとする。
2)長さに関する単位
μはμm、mμはnm、Å (オングストローム) は0.1 nm または100 pmとする。
3)容量に関する単位
L(エル)を用い、1 dm3,1 cc、1 mm3などはそれぞれ 1 L、 1 mL、1 μL とする。
4)物質量に関する単位
分子量の明らかな物質はmol
表示とする。
5)濃度に関する単位
① 分子量の確定している物質の濃度はmol/L表示とする。図表などで慣用単位としてM (molarity) を用いる場合は「…の濃度mol/LはMと表記する」のように明示したうえで使用する。
② 5 μg/mlは5 mg/L、100 mg/dLは1 g/Lまたは1,000 mg/Lとし、原則として分母に接頭語はつけない。
6)その他の単位
mol/min/L は、mol/min・L-1またはmol・min-1・L-1とする。
酵素濃度の場合 U/mLは、kU/L
とする。
(3) 図表および写真には表題をアラビア数字(Table 1, Fig. 1)で番号をつける。図表の説明文は英文とする。ただし、特集号(依頼論文)の場合は日本語表記でも良い。
(4) 引用文献は引用順に文中にアラビア数字(右肩の括弧)で番号をつけ次の様に記載する。ただし、連番の場合には 1-2) のようにする。
(5) その他の論文体裁については、末尾の「生物試料分析」執筆に関するお願いを参考にする。
雑誌:
例1) 寺山文子、野山 恵:微量化された自動分析装置のための血清カルシウム測定. 生物試料分析,
11: 9-13, 1988.
例2) Stone JA and Soldin SJ: Improved liquid chromatographic
immunoassay of digoxin in serum. Clin Chem, 34: 2547-2551, 1989.(なお、ibidは使わない)
単行本:
例3) Edited by CA.
Burtis and ER. Ashwood: FR. Elevitch: Computors in the Clinical Laboratory.
Tietz Textbook of Clinical Chemistry, 2nd ed. 528-546, WS. Sunders Company, USA
(1994)
例4) 堀尾 武一編;宮崎 香 他:ポリアクリルアミドゲルを用いる種々の電気泳動. 蛋白・酵素の基礎実験法 改訂 第2版, 325-418, 南江堂, 東京 (1994)
英文:
例5) Asanuma K, Ariga T, Aida N, Miyasaka A, Nagai Y, Miyagawa T,
Minowa M, Yoshida M, Tsuda M and Tatano T: A new method for simultaneous
autoanalysis of plasma levels of lactic acid and pyruvic acid by means of the
oxidase system [Jpn]. J Anal Bio-Sci, 8: 16-24, 1985.
9.
原稿の長さは原則として下記の長さを限度とする。
(1) 原著、総説: 刷り上がり6頁以内。目安として、400字×20枚以内、図と表は併せて6枚程度とする。
(2) 短報: 刷り上がり4頁以内。目安として、400字×10枚以内、図と表は併せて3枚以内とする。
(3) 技術、資料: 刷り上がり6頁以内。目安として、400字×20枚以内、図と表は併せて6枚以内とする。
規定以上の論文は、編集委員会で認めた場合に掲載することができる。この場合の超過分については実費を徴収する。ただし、本会が依頼した総説論文、特集号(依頼論文)等はこの限りではない。
10.
投稿料・掲載料
(1)会員からの投稿論文は、原著・技術・資料の刷り上がり6ページまで、短報は4ページまでを無料とし、これらを越えた場合は1ページにつき10,000円の掲載料を徴収する。
(2) 非会員からの投稿論文は、投稿料20,000円及び1ページつき15,000円の掲載料を徴収する。
(3) 企業特集として依頼した企業からの投稿論文は、1ページにつき15,000円の掲載料を徴収する。
11.
論文印刷の際の初校は著者が行ない、再校以後は編集委員が行なうことを原則とする。採用した原稿は返却しない。
12.
別刷は実費配布とし、希望部数(最低30部)を著者校正の際指定用紙に記入する。
部数
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30
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50
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100
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200
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300
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金額(円)
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10,500
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17,500
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33,250
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63,000
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89,250
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別冊300部以上希望する場合は、投稿先へ問い合わせる。
13.
英文のタイトル、サマリー、図表タイトルおよび説明文は必ずネイティブチェックを行い、その証明書を投稿時に提出する。
14.
図表等のカラー印刷を希望する場合は別に実費を徴収する。
15. 原稿の投稿は、本文、表、図を別々の添付ファイル (Microsoft Word, Power Point, Excel等) で、E-mailにて下記の編集委員会アドレス宛とする。(1送信につき5 MB以下)
jabs-jnl@umin.ac.jp
本誌に掲載された論文はChemical
Abstracts、医学中央雑誌、CiNii、Google Scholarに載録される。
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